レアコイン指数(銀行ロール指数)について
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レアコインの基準を明確にしました
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レアコインと呼ばれるものは多いですが、そこに明確な基準はなく、昭和64年のように数日しかなかったから「超レアコインだ」という人もいます。
人それぞれの思い込みによるものが多いようです。
そこで、絶対にブレない基準、日本全国共通の指標となる基準を私が、2013年(平成25年)辺りで独自に策定しました。
ご自由に利用頂いて結構ですが、できましたら出典元として、当サイトを紹介してただけたら幸いです。
策定した理由としては、昭和64年の硬貨が超レアコインだとオーバートークで売りつけている人が多かったので、現実を知ってもらいたいと思ってです。
レアコインの基準を、レアコイン指数(銀行ロール指数)”3”以上をレアコインとしました。
私はレアコイン指数(銀行ロール指数)”3”以上としていますが、その基準は、人それぞれで良いと思います。
※オークション詐欺等を防止出来たらと思い、平成25年頃?に個人的に銀行ロール指数を設定し、公表してきました。
業者さんも採り入れ、一定の効果はあったのではないかと自負しております。
平成30年3月1日より、銀行ロール指数という名称から「レアコイン指数」に変更しました。
現状は「レアコイン指数(銀行ロール指数)」と表記しています。 |
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レアコイン指数(銀行ロール指数)の考え方
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銀行で両替をした時、50枚が1ロールで出てきます。
これを銀行ロール(棒金)と呼ばれています。
これを統一基準とした定めた指数です。
※ロール1本が同一の種類の硬貨で構成されていると仮定して算出したものです。
10円青銅貨を例に説明します。
10円青銅貨は、青銅貨幣(ギザ付)(ギザ10)と青銅貨幣(ギザ無)の2種類がありますが、銀行ロール(棒金)1本が全て青銅貨幣(ギザ付)(ギザ10)で構成されている、銀行ロール1本が全て青銅貨幣(ギザ無)で構成されていると考え、発行枚数から算出するものです。
銀行ロール(棒金)を基準にすれば、全国共通の基準とすることができ、合理的に活用できると思います。
青銅貨幣(ギザ付)(ギザ10)などの古い種類ものを算出するには少々無理がありますが、そこはご容赦ください。
銀行ロール(棒金)3本以上(入手確率が101枚以上)のものをレアコインとしています。
レアコイン指数(銀行ロール指数)”3”以上のものと決めましたが、人それぞれの考え方がありますから指数の基準は各々で定めれば良いと思います。
ただ、基準が不明確だとコイン談義がチグハグになり、カオス状態になりますから、レアコイン指数(銀行ロール指数)を基にすることをお勧めします。 |
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特年コインについて
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特年コインの意味・由来について
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オークションなどを見ていると
「大特年」「中特年」「小特年」「特年」という言葉をよく目にします。
特年という言葉を辞書で調べても出てきません。
「特別な年」の意味だとは思いますが、なにをもって特別なのかが明確ではありません。
色々と考えた結果、「特年」という言葉は、たぶん戦時中の「特年兵」から一番最少のモノを指すのじゃないかと思います。
※大日本帝国海軍では、少年兵よりも若い最年少の兵隊さんを「海軍特別年少兵」と呼び、 「海軍特年兵」が「特年兵」と略されていたことから推測。
コイン収集家の年齢層は高いので、特年という言葉を使っている年代からしてもハマるものがあります。
「大特年」「中特年」「小特年」「特年」という言葉は、特年という言葉の定義が無く、レアコインと同じニュアンスから派生した言葉だと思います。
大特年「超レアコイン」を意味し、以降、中特年・小特年・・・となるのでしょう。
しかし、特年兵から派生した言葉なら、最少の硬貨だけが「特年」であって、他は特年ではないのではないでしょうか?
「特年」という言葉の定義が無いので、私は、各硬貨(通常貨幣)の種類ごとに最少製造・発行枚数のものを「特年」としたいと思います。
現行の通常貨幣には、
1円玉が1種類、5円玉が3種類、10円玉が2種類、50円玉が3種類、100円玉が3種類、500円玉が3種類、全部で15種類あることになります。。
各種類別で、最少製造・発行枚数の硬貨「特年硬貨」として紹介します。 |
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令和5年までの中での特年コイン
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各種類別で、最少製造・発行枚数の硬貨「特年硬貨」を紹介します。 |
1円アルミニウム貨幣
【発行期間】
昭和30年から現在まで
【特年コイン(最少発行枚数年)】
平成30年 |
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5円黄銅貨幣無孔
【発行期間】
昭和23年・昭和24年の2年間 【特年コイン(最少発行枚数年)】
昭和23年 |
5円黄銅貨幣楷書体
【発行期間】
昭和24年から昭和33年まで
【特年コイン(最少発行枚数年)】
昭和32年 |
5円黄銅貨幣ゴシック体
【発行期間】
昭和34年から現在まで
【特年コイン(最少発行枚数年)】
平成23年 |
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10円青銅貨幣ギザ付(ギザ10)
【発行期間】
昭和26年から昭和33年まで
【特年コイン(最少発行枚数年)】
昭和33年 |
10円青銅貨幣ギザ無
【発行期間】
昭和34年から現在まで
【特年コイン(最少発行枚数年)】
令和5年 |
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50円ニッケル貨幣無孔
【発行期間】
昭和30年から昭和33年まで
【特年コイン(最少発行枚数年)】
昭和33年 |
50円ニッケル貨幣有孔
【発行期間】
昭和34年から昭和41年まで
【特年コイン(最少発行枚数年)】
昭和35年 |
50円白銅貨幣
【発行期間】
昭和42年から現在まで
【特年コイン(最少発行枚数年)】
平成23年 |
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100円銀貨幣(鳳凰)
【発行期間】
昭和32年・昭和33年の2年間
【特年コイン(最少発行枚数年)】
昭和32年 |
100円玉銀貨幣(稲穂)
【発行期間】
昭和34年から昭和41年まで
【特年コイン(最少発行枚数年)】
昭和39年 |
100円白銅貨幣
【発行期間】 昭和42年から現在まで
【特年コイン(最少発行枚数年)】
平成13年 |
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500円白銅貨幣
【発行期間】
昭和57年から平成11年まで
【特年コイン(最少発行枚数年)】
昭和62年 |
500円ニッケル黄銅貨幣
【発行期間】
平成12年から令和3年まで
【特年コイン(最少発行枚数年)】
令和元年 |
500円バイカラー・クラッド貨幣
【発行期間】
令和3年から現在まで
【特年コイン(最少発行枚数年)】
令和3年 |